Excel VBAの資格ってどうなの?
Excelのマクロの存在は知っていました。
マクロのイメージはボタンを押せば一瞬で作業が終了する
ぐらいのイメージしかありませんでした
職業訓練を受けるなら
就職が有利になるかもしれないマクロ/VBAにチャレンジしようと思い
職業訓練、募集時にマクロ/VBAと書いてあった訓練に申込をして
訓練修了しました
Excel VBAを取得すれば就職に有利になるのか
VBAってどんなコードを書くのか
小学生でもわかるように解説してみました
結論:VBAだけで就職はキビシイ
VBAはExcelを持っていれば誰でも使うことができます
Excelがあれば簡単に
プログラミングの勉強ができるので
勉強を始めるきっかけにいいと思います
VBAができるから就職が有利になるか?
残念ながらきびしいです
VBAとその他のプログラミング言語と似ている部分もあるので
応用していくことは可能です
VBAは、エクセルの入力や修正作業を自動化して
作業効率を上げるものなので
事務職系で就職を考えている方は
面接でうまく使えば「VBAが使えます」アピールもできますが
事務職という職種が厳しい昨今
前職の知識経験の方が重要視されていますので
VBAをさらに勉強していきますと面接時にアピールしてみてください
VBAプログラム、職業訓練、就職活動にパソコンが必須です
パソコンは持っているけど
- 古いパソコンで動作が遅い
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とお悩みの方は中古パソコン購入をおすすめします
中古パソコン購入してみましたが
値段も安く問題なく稼働していますので
あわせて参考にしていただけたら幸いです
職業訓練校のメリット
プログラミング初学者が勉強を始めるには
VBAは向いていると思います
訓練校でVBAを学ぶメリットは
- 少人数で授業が受けられる
- 授業料がかからないテキスト代だけで済む
- お金をもらいながら勉強もできる
などありますが
職業訓練は短いもので3カ月
長いものでは年単位で訓練を受けることになります
訓練校に入校できたけど
年単位の訓練で初期にプログラミングに向いていことがわかり
訓練校を辞めたいと思った場合いろいろ大変になります
VBAであれば事務系の授業の一環なので
- Word
- Excel
- PowerPoint
のようにカリキュラムが切り替わるのでプログラミングに
向いていなかった場合は訓練校を続けるモチベーションになります
訓練校のデメリット
プログラムが面白いもっと勉強したい方は
訓練校がデメリットにもなります
訓練校は、出席すれば各種の手当がもらえます
訓練を受けていれば手当がもらえるので
やる気のない方がいる場合もあります
メリットでもありデメリットですが
どうしても、VBAの訓練が短くなってしまいます
- Word
- Excel
- PowerPoint
など様々な訓練を期間内で終わらせるために
VBAだけの訓練ではないところが多いです
VBAがおもしろい
プログラミングをもっと勉強したい方は
【無料】充実のサポート体制で学べるプログラミングスクール 資料請求はこちら訓練校では、キャリアコンサルなどの就職サポートもありますが
訓練校は、訓練を受けて勉強することがメインサポートになるので
訓練期間中
受動的な就職活動では早期就職につながりません
積極的に早めの就職活動や情報収集が必要です
就職活動に活用していただけたら幸いです
Excelマクロとは
プログラミングの初学者が手軽にプログラミングの勉強を始めるために
VBAはとてもいいと思います
Excelには
- マクロ
- VBA
2つあります
マクロとVBAはまったくの別物です。
「マクロ」とは、Excelや他のアプリケーションなどの
一連の操作をあらかじめ決めておいた手順で
実行する機能の名前を「マクロ」と言います。
マクロを作成する大きなメリットは
- 作業時間の短縮
- 操作ミスの防止
- 誰でも操作可能になる
VBAとは
「VBA」とは
Microsoftが開発したプログラミング言語「Visual Basic」を元に
ExcelやWordなどの「Applications」を
使用できるようにしたものがVBA(Visual Basic for Applications)です。
Excel VBAを自在に使いこなすには
エクセルの基本操作・ワークシート関数などのExcelの知識が必要になります
VBEとは
VBAの他にVBEがあります。
VBEとは、Visual Basic Editorの略で
マクロを作成したり編集したりする
専用アプリケーションの名称で
Excelを購入していれば付属しているけど
初期設定では表示されない設定になっています
簡単に言うと
- VBA=マクロ言語
- VBE=編集画面
Excel VBAでプログラミングの勉強をするためには
Excelの開発タブを表示させないとプログラムの勉強ができません
VBA 開発 タブ 表示
Excelの開発タブは初期設定では表示されていません
VBE画面を出すために「開発」タブを追加します。
1.Excelを立ち上げます
2.「ファイル」タブをクリックします。
3.下の方にある「オプション」をクリックします。
4.Excelのオプションから
リボンのユーザー設定→メインタブにある「開発」に
チェックを入れ「OK」をクリックすると開発タブが表示されます。
VBE 画面 出し方
マクロコードを書くためにVBE画面を出さなければいけません
コード編集する画面をVBEと呼びます
VBEは、Visual Basic Editorの略で
マクロを作成したり編集したりする画面のことを言います
VBE開発タブからの起動
開発タブを表示したので
開発タブから→Visual Basicをクリックします
VBE画面が表示されます。
Excel VBE ショートカットから起動
VBE画面を起動させる、ショートカットキー設定があります
エクセルが起動している状態で
- Alt + F11 キーを押します
Alt + F11 キーを押すとVBE画面が開きます
VBE画面 構成
VBE構成画面は3つで構成されています
- プロジェクトエクスプローラ
- プロパティウインドウ
- コードウインドウ
この配置がデフォルトのウインドウの配置です。
ウィンドウ配置の調整をしていると
VBEデフォルト画面構成が崩れてしまう場合があります
VBA プロジェクト ウィンドウ
ブックを構成する要素を階層的に管理するウインドウで
ひとつのエクセル(ブック)をひとつの「プロジェクト」として管理します
VBA プロパティ ウィンドウ
色、サイズ、など処理対象になるものの特性を「プロパティ」と言います
プロパティの状態を表示しているのがプロパティウインドウです
VBA コード ウインドウ
プログラムを表示する領域です。
コードウインドウの中に
Subプロシージャー(プログラム)を書いていきます
VBA オプション
マクロを書き始める前に
VBEに設定しておくオプションがあります。
必ず、最初に設定しておいてください。
VBEを開き「ツール」→「オプション」をクリックします。
クリックしたら編集タブを確認してください。
- 「自動構文チェック」にチェックは外して下さい。
- 「変数の宣言を強制する」に、チェックをしてください。
この2か所を確認してください。
その他はデフォルトのままでOKです。
VBA 自動構文 チェック
自動構文チェックとは
書いているソースコードをその都度チェックして
構文上に間違いがあると
メッセージを表示してくれる機能ですが
長い記述をしているときに
メッセージがいちいち表示されると邪魔なのでチェックを外しておきます
変数の宣言を強制する
条件処理分岐、同じ処理の繰り返しなどしていくと
コードが複雑になってきますので
少しでもわかりやすくするために「変数」を設定します
「変数」とは、値の入るボックスを作ることで
プログラム作成者がわかりやすくなったり
変数に入れた値をあとから使えるようにできます
変数を宣言しなくても動くのですが
変数宣言をしないと誤作動を起こすので
あらかじめ変数宣言を強制させます
オプションの「変数の宣言を強制する」に、チェックを入れると
標準モジュールの先頭にOption Explicitが自動で挿入されます。
これは、「変数は必ず宣言してから使います」
とエクセルに宣言をしているので
変数を宣言しない場合エラーが出ます。
sub プロシージャ と は
VBAではモジュールに記述されたプログラムの事をプロシージャーといいます。
Subから End Subまでがひとつの実行単位を表し
Subプロシージャーは、マクロをひとつにまとめたものです。
Subプロシージャーの中に記述する一つ一つのプログラムをステートメントと言います。
Subプロシージャー注意点
VBEでコードを入力する時は注意点があります
- アルファベットの子文字、大文字を意識しないで入力します。
スペルが正しいと自動で大文字、小文字に変換します
自動変換しない場合はスペルが間違っています - VBAでは予約語という他の目的では使えない単語があります。
自動で予約語は青くなります。 - コードに説明文をつける時はコメントにします
シングルコーション ‘ をつけると
その行がコメントになり実行されなくなります。
実行されないプログラム コメントは緑文字で表示されます。
変数の宣言
変数の宣言にはDimステートメントを使用して宣言します。
変数を入れるボックスにはタイプ(型)があります。
Dimステートメントは
Dim 変数名 [As データ型]で指定します。
例:Dim i As Long
データ型を最初に覚えるとしたら
- 整数:Long
- 文字:String
- なんでも入る:Variant
マクロ(VBA)ではデータ型を指定しないと、Variantになります。
valiant型は、なんでも使える便利なタイプですが
コードが複雑になってくるとデータ型の宣言をしないと誤作動するので
変数に対応したデータ型を宣言します
変数名規則
変数をあらかじめ宣言しないといけないですが
宣言する変数名には決まりがありますが
結局のところエラー表示しなければOKです
- 1文字目は、文字列を使用する
(1文字目に数字、_アンダーバー、記号は使用できない) - 2文字目以降は、文字列アンダーバーのみ使用可能
(ピリオドやスペースは使用できない) - 変数名の長さは、半角で255文字以内にする
- VBAが意味を持たせている単語、予約語は使用できない
(ステートメント、オブジェクトプロパティ、メソッドの名称)
以上は最低限の決まりで
エラー表示されたら修正します
なるべくわかりやすい変数名を付けるのがポイント
VBAプロシージャー 構成要素
Subプロシージャーの中にあるステートメントは
- オブジェクト
- プロパティ
- メソッド
で構成されています。
VBAオブジェクト
処理するものをオブジェクトといいます。
オブジェクトには
- ブック
- シート
- セル
などがあり
親子関係の階層構造で表現できるので何を処理するか表します。
オブジェクトの階層構造
Application アプリケーション
↳ Workbook ブック
↳ Worksheet シート
↳ Range セル
セルの親は、シート、シートの親はブック・・・
上位階層から「.(ピリオド)」で区切られています。
VBAオブジェクト コレクション
同じオブジェクト(ブック・シート・セル)が集まると
コレクションといい
オフジェクトを複数形で表現します
ワークシート3枚の中から「sheet3」を選ぶ・・・
Worksheets(“sheet3”)
のようになりますが・・・
オブジェクトだけでは何も操作できません。
オブジェクトを操作するためには「プロパティ」と「メソッド」が必要になります。
VBA プロパティ
オブジェクトが持つ特徴(属性)をプロパティといいます。
プロパティには
- 大きさ
- 色
- フォント
- 値
などが入ります。
プロパティーは対象となるオブジェクトの後にピリオドで区切って入力します。
コードを読む時に覚えておくと読みやすくなるポイントです
- .(ピリオド):~の
- =(イコール):~を○○にする
VBA メソッド
メソッドとはオブジェクトを操作する命令文のことで
オブジェクトの動作を指示します。
例えば「削除」「コピー」「貼り付け」などがメソッドになります。
メソッドにはいくつかの「実行に対する」オプション設定ができます
このオプションのことを引数といいます。
「引数」をさらに指定する場合は、「=」ではなく「:=」を使います。
「:=」を名前付き引数といいます
まとめ
職業訓練をきっかけにVBAを学べば就職できるのか?
についてまとめました
VBAの勉強を始めようと考えている方のために
VBAの初歩ルールもまとめてみました
VBA資格取得検討されている方は
エクセルVBA資格を取得した勉強方法を参考にしていただけたら幸いです
VBAはExcelを持っていれば
誰でも使うことができますので
気軽にプログラムの勉強をすることができます
プログラミングができれば高収入で柔軟な働き方ができます
【無料】充実のサポート体制で学べるプログラミングスクール 資料請求はこちらVBA記事を参考にチャレンジしていただけたら幸いです
最後まで読んでいただきありがとうございました
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