ワープロ検定では「切り取り線」や「区切り線」が出てきます
切り取り線や区切り線は罫線を使用します
段落区切りが使えればワープロ検定には合格できると思います
段落区切り思い通りに引けない場合はありませんか?
そんなときの参考にしていただければ幸いです
結論:段落区切りが無理なら図形を使う
段落区切りを使うのが簡単ですが
表示がうまくでてこない、思い通りの場所に段落区切りがつかない
そんなときは、「段落区切り」を諦めて「図形」を使って線を引いていきましょう
問題文に「段落区切りを使って」という文字がなければ
どんな方法で「切り取り線」や「罫線」を引いても問題なしです
線を引く方法は複数あるのでご自身のやりやすいもので
指示された問題に近い罫線を引いてワープロ検定に合格しましょう
切り取り線や罫線の引き方
切り取り線や罫線の弾き方にもたくさんの種類があり
罫線の引き方に指示がなければ、どれを使っても正解です
ご自身のやりやすい方法で、切り取り線や罫線を引いてください
まず、切り取り線を作りたい場所に「切り取り線」と入力します
段落を選択する 段落罫線
罫線を引きたい段落にカーソルを持っていきます
段落の左側(赤丸の部分)をクリックすると文字が反転します
反転した状態は段落が選ばれた合図です
文字が反転した状態で
ホーム→段落グループ「罫線」→「下罫線」をクリックすると段落罫線が引けます
段落罫線を点線に変更
段落罫線の線種を点線に変えていきます
ホーム→段落グループ「罫線」→「罫線とページ罫線と網掛けの設定」をクリックします
「罫線と網掛け」ダイアログボックスが出てくるので
「種類」の中から「点線」をクリックしてOKをクリックすると点線の段落罫線に変更されます
カーソルから段落罫線
文字の先頭にカーソルがある状態でも段落罫線は引けます
文字の先頭にカーソルがある状態で
ホーム→段落グループ「罫線」→「線種とページ罫線と網掛けの設定」をクリックします
罫線と網掛けダイアログボックスから
左側の種類から下の「指定」を選択
中央にある種類から「点線」をクリックして
設定対象は「段落」にします
プレビュー内がすでに線で囲われていたら、種類の「罫線なし」を一度クリックして
再度「指定」をクリックしてください
右側にある「プレビュー」画面のボタン、もしくは
プレビュー画面内をクリックすると罫線が引けます
確認してOKをクリックすると段落罫線を引くことができます
切り取り線文字の中央揃え
罫線を使って切り取り線が作れたので
切り取り線の文字を中央揃えにします
ホーム→段落にある「中央揃え」をクリックすると切り取り線の文字が中央に移動します
段落罫線を使った「切り取り線」ができました
段落罫線を消す
段落罫線がうまく引けなかった場合、段落罫線を消したくなりますよね
段落罫線を消す方法は2つあります
1つは、段落罫線の入っている先頭(赤丸部分)をクリックして
文字の部分が反転していることを確認してください
ホーム→段落グループ「罫線」から「枠線なし」をクリックすると段落罫線が消えます
2つめは、罫線の引いてある文字の前にカーソルを移動します
ホーム→段落グループ罫線にある「罫線とページ罫線と網掛けの設定」をクリックします
「罫線と網掛け」ダイアログボックスの罫線タブにある
種類から「罫線なし」を選択、設定対象を「段落」にしてOKをクリックすると
段落罫線を消すことができます
図形を使った切り取り線
段落罫線の作り方がわかりづらい場合は
「図形」を使って切り取り線を作ってみてください
「切り取り線」を作成したい場所に「切り取り線」と入力します
ホーム→段落グループ「中央揃え」をクリックして
「切り取り線」を中央揃えにします
「切り取り線」左側に点線を作成していきます
挿入→「図形」→「線」を選択します
先頭文字位置から「切り取り線」文字まで線を引きます
この時「shift」キーを押しながら線を引くと水平線を引くことができます
切り取り文字の左側に線が引けたら
線が選択された状態で
描画ツール図形の書式→「図形の枠線」→「実線/点線」を選び
点線に線種を変換します
作成した左側にある点線を右側にコピーします
線を選択した状態(線の両側が丸くなっている状態)で[Ctrl」キーを押し
アイコンが下図のように変わったのを確認してください
線をコピーする準備ができました
「ctrl」キーを押しながら「shift」キーのダブルでキーを押した状態で
選択した線をマウスで右側にもっていくと
線がコピーされて切り取り線を作成することができます
「ctrl」キーがコピー
「shift」キーが水平移動
「マウスで移動させる」という3つの操作を同時にやっています
切り取り線を右側にコピーしたけど線を調整したい場合
線の先の両端(丸の部分)が表示されている状態で
「shift」キーを押したままマウスで線の先端(丸の部分)
を移動させてあげると水平に長さを調整することができます
同時に3つの操作が難しい時は、線を右側に新たに作るか
左側の線を右クリックしてコピー、貼り付けを利用して右側に移動させてもOK
「ctrl」+「c」キー:コピー
「ctrl」+「v」:「貼り付け」でもできます
3つの操作を同時にするのが難しいと思う方は無理せずに
うまくコピーできない時は、移動する時に出てくるアイコンのかたちに気をつけてください
ご自身のやりやすい方法で「切り取り線」を作ってみてください
テキストボックスを使った切り取り線
段落罫線の中央に切り取り線の文字がある場合
段落罫線とテキストボックスを使って「切り取り線」を作っていきます
まず、段落罫線を引きます
段落罫線が引けたら
挿入→「テキストボックス」→「横書きテキストボックス」もしくは
挿入→図形→基本図形から横書きテキストボックスを挿入します
作成したテキストボックスに「切り取り線」と入力して
テキストボックスをだいたい中央に移動させます
緑色の線(配置ガイド)が中央のしるしになります
テキストボックスが選ばれた状態で
「描画ツール図形の書式」から「枠線なし」を選択します
段落罫線とテキストボックスを使って
「切り取り線」を作成することができました
緑色の線、配置ガイド
図形やテキストボックスを移動した際に緑色の線がでてきます
緑色の線は配置ガイドと言って移動対象の基準を示してくれます
テキストボックスを中央付近にもっていけば配置ガイドがでてくるので
緑の線に合わせればテキストボックスに書いた「切り取り線」を
中央にもっていくことができます
配置ガイドが表示されない場合
緑色の線(配置ガイド)が表示されない場合は
図形やテキストボックスを選択した状態で
「描画ツール図形の書式」→「配置」をクリックします
「配置」の下側にある「配置ガイドの使用」にチェックが入っているか確認してください
配置ガイドを目安に微調整
配置ガイドは目安には丁度いいのですが
配置ガイドが表示されている状態だと微調整が難しいです
配置ガイドでおおまかな位置をだしてあげたあと
図形、テキストボックスを選択した状態で
矢印キーを使って微調整してあげるのが簡単です
まとめ
段落区切りを使うのが簡単ですが
表示がうまくでてこない、思い通りの場所に段落区切りがつかない
そんなときは、「段落区切り」を諦めて「図形」を使って線を引いていきましょう
問題文に「段落区切りを使って」という文字がなければ
どんな方法で「切り取り線」や「罫線」を引いても問題なしです
線を引く方法は複数あるのでご自身のやりやすいもので
指示された問題に近い罫線を引いてワープロ検定に合格しましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました