ワープロ検定では、表、地図、などを作成していきますが
一部縦書きになっている問題がでてきます
ワープロ検定で出てくる一部縦書きにする方法を解説していきます
これからワープロ検定を受けようと思っている方
ワープロ検定を受けたけど不合格になってしまった方の参考になれば幸いです
結論:縦書きはテキストボックスがおすすめ
ワードは欧米仕様なので日本語の縦書きでは設定変更が必須です
ワープロ検定で縦書きがでてくる問題は一部分が縦書きの場合が多いいと思います
一枚全部が縦書きであれば設定を横書きから縦書きに変えるだけですが
一部分が縦書きの場合はテキストボックスがおすすめ
テキストボックスを使った縦書きであれば
配置の微調整、移動が簡単にできる、枠の大きさを自由に変えられます
設定方法は3つ
- 挿入→「テキストボックス」→「テキストボックスの描画」
- 挿入→「図形」→「基本図形」→「テキストボックス」
- 描画ツール 図形の書式→「図形の挿入」→「テキストボックス」
ワープロ検定ではスピードも求められるのでなるべくご自身のやりやすい
縦書き方法を覚えてワープロ検定に合格していただければ幸いです
テキストボックスを使った縦書き
一部分が縦書きの問題が出てきた場合におすすめなのが
テキストボックスを使った縦書きです
テキストボックスを挿入する方法は3つあります
- 挿入→「テキストボックス」→「縦書きテキストボックスの描画」
- 挿入→「図形」→「基本図形」→「縦書きテキストボックス」
- テキストツールを連続で入れる場合
挿入したテキストボックスにカーソルがある状態で
描画ツール 図形の書式→「図形の挿入」→「縦書きテキストボックス」
挿入からテキストボックス
挿入→「テキストボックス」→「縦書きテキストボックスの描画」
を選択してテキストボックスを挿入します

基本図形からテキストボックス
挿入→「図形」→「基本図形」→「縦書きテキストボックス」
からもテキストボックスを挿入できます

描画ツールからテキストボックス
テキストボックスを連続で挿入する場合におすすめです
必ず挿入したテキストボックスが選ばれていることを確認してください
テキストボックスが選ばれている状態でないと「描画ツールタブ」が出てきません
挿入したテキストボックスにカーソルがある状態で
描画ツールの図形の書式→「図形の挿入」→「テキストボックス」→「縦書きテキストボックス」
もしくは、図形の中にある「縦書きテキストボックス」からでも
テキストボックスを連続で挿入できます

挿入したテキストボックスの枠線を消す
テキストボックスの枠線を消す方法は2つあります
どちらか、やりやすい方法で「枠線なし」を選んでください
図形の書式から枠線なし
1.挿入したテキストボックスを選んだ状態で
描画ツール 図形の書式→図形の枠線→「枠線なし」を選択
するとテキストボックスの枠線が消えます

右クリックからの枠線なし
2.右クリックのショートカットを使った方法です
テキストボックスの枠上で右クリック→「枠線」から「枠線なし」を選択

これでテキストボックスの枠線が消えて
テキストボックスを使った「縦書き」の準備ができました
ワードでの縦書きは半角文字だと横を向きます
縦書きを使う場合は全角で入力してください
半角で入力してしまい
横を向いた文字もあとから修正することができます
修正方法は下記をご覧ください
テキストボックスの文字間隔をつめる

テキストボックスで文字を入力していくと
文字間隔がかなり広い状態です
ワープロ検定では限られたスペースに文字を入れないといけない場合もあり
文字間隔を詰めたい場合が多いです
テキストボックス内の文字間隔を詰めていきます
テキストボックス内の文字間隔をつめるときは右クリックは使いません
ホームにある段落グループから設定します
必ずテキストボックスを実線で選択した状態にしてください
テキストボックスを点線で選択した状態だと
文字間隔が詰められないです

テキストボックスを一度クリックしたら
テキストボックスの線上でクリックします
選択した枠線が実線の状態になります
テキストボックスの線が実線の状態で
「ホーム」→段落にある「右下↘(段落の設定)」をクリックします

テキストボックスに
フォントサイズ11で文字入力した場合です
間隔にある行間を「固定値」に変更して間隔は「10pt」
にしてOKをクリックすると
テキストボックス内の文字間隔が詰められます
間隔を「10pt」より小さくすると文字がつぶれていきます
下にあるプレビューで確認することができます

テキストボックスの枠の選択の仕方によっては
文字の間隔が詰められません
テキストボックスの選択に気を付けてください
文字間隔が未設定の状態

テキストボックスを点線で選択した状態
行間を固定値「10pt」に設定した場合
テキストボックスを実線で選択した状態
行間を固定値「10pt」に設定した場合

ワード内をすべて縦書きにする
ワープロ検定は横書きに一部縦書きが多いいと思いますが
問題によっては縦書き設定を
メインに使ったほうがいい場合もあるかもしれないので
ワード内の文章を横書きから縦書きにする方法が3つあります
横書きから縦書きに変更する
1.ワード内の文字をすべて縦書きに変更する場合は
レイアウト→「文字列の方向」→縦書き
を選択すれば入力していた文字も横書きから縦書きに変更できます

ワード内の文字を横書きから、縦書きにする場合はあらかじめ全角文字で
半角文字を横書きから縦書きにすると横を向いた状態で縦書きになってしまいます

ぱっと見違いがわからないけど縦書きにすると全角と半角の違いがわかります
後で修正することは可能です
修正方法は下記にあります
全角文字入力と半角文字入力の縦書きにしたときの違いです
半角文字で入力したものが横向きのままになっています

縦書きを横書きに戻す場合
レイアウト→文字列の方向→横書き
をクリックすると戻ります

ページ設定から横書きを縦書きに変更
2.ページ設定から縦書きに設定する方法です
レイアウト→「ページ設定」→「右下↘(ページ設定)」をクリック
「文字数と行数」タブの
「文字方向」の方向を「縦書き」をクリックしてOKをクリックすると
縦書きになります

縦書きを横書きに戻したい場合は
レイアウト→「ページ設定」→「右下↘(ページ設定)」をクリック
「文字数と行数」タブの「文字方向」の方向を「横書き」をクリックして
OKをクリックすると横書きに戻ります
右クリックで横書きを縦書きに変更
3.右クリックで縦書きに変更する方法です
変更する箇所を選択して「右クリック」すると
「縦書きと横書き」が出てくるので「縦書きと横書きをクリック」します

「縦書きと横書き-メイン文章」内の「文字の向き」の
「縦文字」を選択してOKをクリックします


縦書きを横書きに戻したい場合は
変更したい部分を選択して右クリック
「縦書きと横書き」が出てくるので「縦書きと横書きをクリック」します

「縦書きと横書き-メイン文章」内の「文字の向き」の
「横文字」を選択してOKをクリックすると元に戻ります

縦書き半角文字が横になったので縦に修正
縦書きで横になってしまった文字を縦に直す方法は3つあります
ご自身のやりやすい方法を見つけてください
文字種の変更
文字種を半角から全角に変更します
半角文字から全角にしたい文字を選択して
ホーム→フォントグループ「文字種の変換」→「全角」をクリックすると縦になります

入力しなおす
2.半角の部分を全角で再度入力しなおします
半角文字の場合が横になっているのでキーボードから「半角/全角」を押して
全角で数字を入力すると縦書きになります
拡張書式の縦中横(たてちゅうよこ)
3.拡張書式の縦中横(たてちゅうよこ)を使って修正します
縦書きに直したい文字を選択
ホーム→段落グループ「拡張書式」→「縦中横(たてちゅうよこ)」をクリックします
プレビューで確認後OKをクリックします


2桁以上の場合は
「行の幅に合わせる」のチェックが入ってる
プレビューで確認をしてOKをクリックします
まとめ
ワードは欧米仕様なので日本語の縦書きでは設定変更が必須です
ワープロ検定で縦書きがでてくる問題は一部分が縦書きの場合が多いいと思います
一枚全部が縦書きであれば設定を横書きから縦書きに変えるだけですが
一部分が縦書きの場合はテキストボックスがおすすめ
テキストボックスを使った縦書きであれば
配置の微調整、移動が簡単にできる、枠の大きさを自由に変えられます
設定方法は3つ
- 挿入→「テキストボックス」→「テキストボックスの描画」
- 挿入→「図形」→「基本図形」→「テキストボックス」
- 描画ツール 図形の書式→「図形の挿入」→「テキストボックス」
ワープロ検定ではスピードも求められるのでなるべく自分のやりやすい
縦書き方法を覚えてワープロ検定に合格していただければ幸いです
最後まで読んでいただきありがとうございました