
資格を取得できると自信につながります
ワープロ検定とパソコン検定・MOSの違いって何?
どれを取得すればいいのか迷っている方のために
ワープロ検定とパソコン検定・MOSとの違い
どれを取得すればいいのか小学生でもわかるように解説します
これから就職活動をする方
資格取得を考えている方の参考にしていただけたら幸いです
結論:MOSがおすすめ
ワープロ検定とパソコン検定・MOS
どれを取得すれば就職につながるか?
どれも、取得できたから就職できるわけではないです
就職活動で企業の面接官に
最低限のword・Excel操作ができますよ
アピールできるのはMOSです
MOSをおすすめしますが
ワープロ検定にもメリットはあります
MOSは時間内に指示された操作ができるかどうかを問われる問題です
ワープロ検定のように入力スピードなどは問われません
MOSにはスペシャリストとエキスパートの2種類あり
スペシャリストは一般的によく使う操作の問題です
就業時に使うword・Excelは基本的な操作が多いので
MOSのスペシャリストを取得していれば仕事で十分に通用できますので
MOS取得をおすすめします
MOS・ワープロ検定を取得して
就職活動・資格取得欄を充実させていただければ幸いです
ワープロ検定とは

ワープロ検定は、様々な団体で実施しているため
試験内容 評価基準などは各主催団体によって変わってきますが
- タイピング
- 文章作成
- 日本語に関する知識
- 漢字の読み書き
- 熟語など
の問題が出題されます
ワープロ検定では
- ワープロ検定を取得することで就職活動のモチベーションUP
- タイピングスピードが自然に上がる
- 日本語に関する知識を確認する事ができるなど
メリットがあります
特に、タイピングスピードが上がることは、すべての作業に応用できます
ワープロ検定を取得を考えている方は
ワープロ検定取得をおすすめします
就職活動では、MOSに比べてインパクトが弱いです
パソコン検定に比べてワープロ検定は
取得できるチャンスが限られるものが多いです
取得できるチャンスがある方はチャレンジしてみてください
ワープロ検定 合格率 難易度

ワープロ検定の難易度はどのぐらいなのか?
ワープロ検定受けても合格できるのか悩んでいる方がいるとおもいますが
ワープロ検定の合格率は発表されていません
全商ビジネス文章実務検定(全商ワープロ検定)を主催している
全国商業高等学校協会が
全商ビジネス文章実務検定における統計情報をのせています
ワープロ検定主催団体によって問題の難易度が多少違うと思いますが
ワープロ検定における難易度の指標になるのではないでしょうか
令和2年度の全国商業高等学校協会主催の
全商ビジネス文章実務検定(ワープロ検定)合格率です
令和2年度
64回(%) | 65回(%) | 平均(%) | |
1級ビジネス文章(筆記・実技) 1級スピード(実技) | 68.9 21.7 | 58.1 42.1 | 63.5 31.9 |
2級ビジネス文章(筆記・実技) 2級スピード(実技) | 60.7 61.6 | 75.8 46.1 | 68.3 53.9 |
3級ビジネス文章(筆記・実技) 3級スピード(実技) | 73.2 78.0 | 83.6 83.9 | 78.4 80.9 |
4級ビジネス文章(筆記・実技) 4級スピード(実技) | 79.4 80.6 | 85.6 82.0 | 82.5 81.3 |
1級のスピード(実技)が平均30%台になっていますが
その他のビジネス文章・スピードは、50%以上の合格率です
ワープロ検定1級

ワープロ検定は
- 速度
- 文章作成
2つ出題されます
ワープロ検定1級の受験料金は
税込み3000円です
1行40文字設定にして
速度の試験時間10分間です
用紙はA4サイズを縦に使用します
入力1ミスに対して5文字減らされます

ミスをしないように
漢字保有率は25~35%
一般的現代文の手書き問題から出題されます
入力文字数は700文字以上必要です
文章作成の時間は20分
用紙はA4判の縦1行40字設定を使用します
1ミスに対して2点減点されます
手書き問題からビジネス文章(表・地図を含む)作成をして80点以上です
ワープロ検定1級は、難易度として「やや易しい部類」になります
ワープロ検定1級はしっかり対策をすれば取得できる資格です
ワープロ検定2級

ワープロ検定2級の受験料金は
税込み2500円
1行40文字設定にします
速度の試験時間10分間
用紙はA4サイズの縦を使用
1ミスに対して3文字減らされます

タイピングを正確に
漢字保有率は25~30%
一般的現代文の手書き問題から出題されます
入力文字数は500文字以上必要です
文章作成の時間は20分
用紙はA4判の縦1行40設定を使用
1ミスに対して2点減点されます
手書き問題からビジネス文章(表を含む)を作成して80点以上です
ワープロ検定2級は、難易度として「やさしい部類」になります
ワープロ検定2級は取得できる資格です
ワープロ検定3級

ワープロ検定3級の受験料金は
税込み2000円
1行40文字設定にします
速度の試験時間10分間
用紙はA4判の縦を使用
1ミスに対して1文字減らされます

ミスを恐れず入力していきましょう
漢字保有率は23~26%
一般的現代文の手書き問題から出題されます
入力文字数は300文字以上必要です
文章作成の時間は20分
用紙はA4判の縦1行40文字設定を使用
1ミスに対して2点減点されます
手書き問題からビジネス文章(表を含む)を作成して80点以上です
ワープロ検定3級は、難易度として「やさしい部類」になります
ワープロ検定3級は必ず取得できる資格です
日本語ワープロ検定

日本情報処理検定協会が
主催するのが日本語ワープロ検定です
日本語ワープロ検定は
文部科学省後援になっています
- 文字入力
- 文書作成
から構成されています
階級は初段から4級までの7階級になります
入力文字数 | 入力時間 | 定型文作成 | 作成時間 | |
初段 | 800以上 | 10分 | ビジネス文書作成(表・地図を含む)と 文字の処理など2つの文章を作成 | 各20分 |
1級 | 700以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表・地図を含む) | 20分 |
準1級 | 600以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表・地図を含む) | 20分 |
2級 | 500以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表・を含む) | 20分 |
準2級 | 400以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表を含む) | 20分 |
3級 | 300以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表を含む) | 20分 |
4級 | 200以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成 | 20分 |
合格基準は最低入力文字数以上
文章作成が80点以上
スピードと文章作成の問題2つの基準をクリアすると合格になります
日本語ワープロ検定には無料の過去問題がPDFで見ることができます
日本語ワープロ検定過去問題はこちら
日本語ワープロ検定 合格基準

日本語ワープロ検定の合格基準は
1行40文字設定
A4判を縦で使用します
A4縦の1枚に納めないと減点の対象になります
速度
- 1級:700文字以上
- 準1級:600文字以上
- 2級:500文字以上
- 準2級:400文字以上
- 3級:300文字以上
- 4級:200文字以上
が最低入力文字数になります
1ミスに対して
- 1級&準1級は5文字減
- 2級&準2級は3文字減
- 3級&4級は1文字減
になるのでなるべくミスを減らすのがポイントです
文章作成は
手書き問題からビジネス文章(表・地図を含む)を作成します
用紙はA4の縦を使用して
1ミスに対して2点減点になります
文章作成は80点以上で合格になります
最低入力文字数以上の入力と
文章作成が80点以上必要で
速度と文章作成の問題ともに基準をクリアして合格になります
1級の上に初段があります
初段は速度800字以上、文章がⅠとⅡともに80点以上が合格基準になります
全商ビジネス文章実務検定(全商ワープロ検定)

全国商業高等学校協会が主催しているのが
全商ビジネス文章実務検定(全商ワープロ検定)です
全商ワープロ検定は
2013年度に全商ビジネス文書実務検定に統合されました
筆記試験には、コンピュータを利用する上での基礎的な知識
ビジネス文書に使う時候の挨拶、漢字・語句などの試験が出題されます
階級は
- 1級
- 2級
- 3級
3階級になります
筆記時間 | 入力文字数 | 入力時間 | 定型文作成 | 作成時間 | |
1級 | 15分 | 700以上 | 10分 | 表やオブジェクト及び テキストファイルを含む文書 | 20分 |
2級 | 15分 | 450以上 | 10分 | 表やオブジェクトを含む文書 | 15分 |
3級 | 15分 | 300以上 | 10分 | 簡単な表を含むビジネス文書 | 15分 |
合格基準は筆記・実技共に100点満点中70点以上で
筆記・実技共に同一回で取得できると合格になります
にている名前の検定試験があります
- 全国商業高等学校協会が主催
全商ビジネス文章実務検定 - 実務技能検定協会が主催
ビジネス文章検定
実務技能検定協会主催のビジネス文章検定は筆記のみで
パソコンを使うことはありません主に
ビジネス文章で使われる漢字を書くことができるか
日本語の知識、書き方、言葉遣いを問われる試験になります
全商ビジネス文章実務検定(全商ワープロ検定) 合格基準

全商ビジネス文章実務検定(全商ワープロ検定)では
速度
- 1級:700文字以上
- 2級:450文字以上
- 3級:300文字以上
が最低入力文字数になるので
最低入力文字数以上の入力と
ビジネス文章の筆記&実技が
各級とも70点以上必要です
速度と文章作成の問題ともに基準をクリアすると合格になります
JBS全国学校連盟

JBS全国学校連盟が主催するJBS日本語ワープロ技能資格検定です
全国ビジネス学校連盟(JBS)がビジネスに必要な
日本語ワープロ技能レベルを独自に認定する試験です

職業訓練校では3級からスタートします
全国ビジネス学校連盟(JBS)に加盟している学校でないと
受験資格がないのでかなり限られた資格になります
階級は
- 1級
- 2級
- 3級
1級から3級までになります
入力文字数 | 入力時間 | 定型文作成 | 作成時間 | 日本語 | 常識 | |
1級 | 792以上 | 10分 | ビジネス文書作成しながら 校正記号があれば修正 | 45分 | 10分 | 10分 |
2級 | 492以上 | 10分 | ビジネス文書作成しながら 校正記号があれば修正 | 30分 | 10分 | 10分 |
3級 | 342以上 | 10分 | ビジネス文書作成と 校正記号をもとに修正 | 25分 | 10分 | 10分 |
合格率は筆記・実技ともに70%以上必要です
パソコン検定とは

パソコン検定とは、様々な団体で実施しているため
試験内容 評価基準などは各団体によって変わってきますが
主な試験項目です
- タイピング
- OSや情報処理・情報セキュリティーなどに関する知識
- Word・Excel・PowerPointなどの知識・技能
ワープロ検定に比べて
OSなどのパソコン知識などが問われます
- ITパスポート
- MOS
- ワープロ検定
をミックスしたものがパソコン検定になります
パソコン検定を主催している団体が様々あります
日商PC

日本商工会議所が開催しているパソコン検定が
日商PC検定です
- 文章作成
- データ活用
- プレゼン資料作成
が問題の出題範囲になります
- 1級
- 2級
- 3級
- ベーシック
の4段階の階級になります
ベーシックは「文書作成」と「データ活用」のみ試験になります
日商PC検定、2021年度の合格率は
- 1級 36.4%
- 2級 67.6%
- 3級 82.4%
- ベーシック 91.2%
になっていて2級で50%以上の合格率です
難易度はやさしい部類になります
P検

ベネッセコーポレーションが主催しているパソコン検定が
ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)です
昔のパソコン検定は
ICTプロフィシエンシー検定試験のことを指します
P検定では
- 1級
- 2級
- 準2級
- 3級
- 4級
- 5級
途中に準2級が存在するのでの全6段階の階級になります
日商PC検定と同様に
- 文章作成
- 表計算
- 情報セキュリティー
- タイピング
など幅広い範囲が出題されます
P検、2020年の社会人合格率です
- 1級 29.2%
- 2級 69.3%
- 準2級 81.6%
- 3級 85.9%
- 4級 88.5%
2級は50%以上の合格率です
難易度はやさしい部類になります
MOS

オデッセイコミュニケーションズが開催しているパソコン検定が
MOSになります
MOS=モス
MOS=Microsoft Office Specialist
MOSは、マイクロソフトが認定する
Microsoft Officeに関する国際資格です
MOS試験の試験時間はどの科目も共通して50分です
WordやExcelなどの利用能力を客観的に証明してくれる
パソコン資格
就職活動・面接などで圧倒的なネームバリューがある資格です
パソコン教室・職業訓練校でも取得できる資格です
MOSには
- スペシャリスト
- エキスパート
2種類のレベルがあります
MOSでは、指示された通りに操作できるか問われる試験です
MOSの合格率は
- スペシャリスト(一般)
80% - エキスパート(上級)
60%
と言われています
合格率が50%を超えているので
難易度は、やさしい部類になります
MOSは、取得できない資格ではないです
就職・面接でMOSのネームバリューは使えますが
受験料を考えると積極的にとるべきか悩むところ
受験料を少しでも安くできるポイントをまとめてありますので
参考にしていただけたら幸いです
ワープロ検定とMOSの違い

ワープロ検定の主催団体のひとつ
日本情報処理検定協会が主催する日本語ワープロ検定と
MOSの違いを解説していきます
ワープロ検定のメリットなどは、参考にしていただけたら幸いです
日本語ワープロ検定

ワープロ検定では
文字入力と文書作成から構成されていて4級から初段までの7階級
筆記試験はなく
手書き文章から文章作成することに重点が置かれています
- 文字入力で最低タイピングスピードをクリアする
- 文章作成で、80点以上をとる
タイピングと文章作成が80%以上で合格です
初段になると文章作成が2種類になり
文字入力と文章作成2種類をクリアすると合格になります
入力文字数 | 入力時間 | 定型文作成 | 作成時間 | |
初段 | 800以上 | 10分 | ビジネス文書作成(表・地図を含む)と 文字の処理など2つの文章を作成 | 各20分 |
1級 | 700以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表・地図を含む) | 20分 |
準1級 | 600以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表・地図を含む) | 20分 |
2級 | 500以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表・を含む) | 20分 |
準2級 | 400以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表を含む) | 20分 |
3級 | 300以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成(表を含む) | 20分 |
4級 | 200以上 | 10分 | 手書き問題から ビジネス文書作成 | 20分 |
MOS試験

MOS試験では、ワープロ検定とは違い
タイピングスピードは問われません
さらに
文章や表を新規作成して作りこむこともMOS試験ではしません
MOSでは、新規文章を作成ではなく指示された操作
例えば
○○から○○○までの文章を切り取り△△の後ろに貼り付けをしなさい
のような問題が
章立てされて出題されます
MOS試験時間は50分です
試験時間は思っているより時間はあっという間に過ぎます
MOS試験は
正解が公開されていないので詳しくはわかりませんが
処理方法がある中で
正しい操作・最短ルートを選択しないと点数をもらえない感じです
MOS試験は比較的簡単な部類になるとおもいますが
今まで、業務で使っていたから大丈夫だと思っていると
MOS試験は落ちてしまう可能性が高いです
MOS試験料金は高いので
MOS試験を考えている方は
ご自身にあったテキストを選ぶとよいと思います
就職に使えるのか?

資格を取得したけど就職に使えるの?
ワープロ検定・MOSどちらも就職に使えます
どちらの資格も
最低限のパソコン操作ができるという証明になります
就職活動時、希望している職種・会社に
すんなり入社することが、できないことが多いです
入社できなかった時、かなり落ち込むことになりますが
ワープロ検定の資格が取れた・MOSの資格が取れたという自信は
落ち込んだ気分を紛らわせる
よりどころになります
ハローワークで相談をすると、MOSをすすめられますが
職業訓練を受けなくてもMOS資格は取得できます
まとめ
ワープロ検定とMOSどちらを取得すれば就職につながるか?
どちらも
資格取得できたから就職できるわけではないです
就職活動で企業の面接官に
最低限のword・Excel操作ができますよ
アピールになるのはMOSです
だた、MOSはタイピングスピードは求められていないので
パソコン作業に必要なタイピングスピードをあげたい方は
ワープロ検定取得をおすすめします
最終的には
ご自身の目的にあった資格取得をすることが一番
ワープロ検定 MOSを取得して
就職活動・資格取得欄を充実させていただければ幸いです
最後まで読んでいただきありがとうございました